公務員である夫は、700万円以上の借金をしてしまい、小規模個人再生を行っています。
借金をしてしまい返済できず、どうしようもなくなった場合、法律事務所等に相談することになります。
夫も最初はなかなか踏み出せなかったようですが、相談に行って今は普通の生活に戻れています。
・借金で不安になったり、電話に怯えたりする前に
借金をしていると、急に不安になったり、夜寝るのが怖くなったり、電話に怯えたりすることがあります。
公務員として仕事をしながらの場合、特に電話に怯えることになります。
催促の電話は、最初は個人携帯にかかってきますが、折り返ししないと職場にかかってくることになります。
催促の電話に折り返すことは、けっこう精神力が必要なことで、億劫になってしまうことも多々あります。
そういったことが億劫にならず、ちゃんとできる人はそもそも借金をしないと思います。
ダメだと思いつつも、折り返しの電話をせず、結局、職場に電話がかかってくることになってしまいます。
職場に電話がかかってくると、よくわからない人から電話がかかってくることになり、同僚に不審がられてしまいます。
そうなると、借金を隠し切れなくなってしまいます。
法律事務所に相談すると、電話等の催促は一切できないように手続きしてくれます。
相談に行った、その日から止めてくれますので、悩んだり怯えたりするときは、一刻も早く相談すると、解決につながります。
公務員として仕事を続け、借金をなくすためには、最初の1回だけ、勇気をもって法律事務所に行きましょう。
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・法律事務所は怖いところ?とても優しく対応してくれます!
とにかく最初は、事務所に入るのが怖かったです。
予約自体はメールで可能ですので、敷居としては低いです。
予約した当日に事務所に行くのですが、最初はなかなか入れず、グルグルと辺りを回っていました。
意を決して入った事務所は、無機質というか壁が多く、他の相談者と顔を合わさないような造りになっていました。
受付に人はおらず、電話があるだけ。電話をかけて、受付の方が出てきてくれるシステムでした。
対面の机に案内され、数分後、担当の司法書士さんがやってきました。
顔は穏やかですし、向こうはもちろん慣れたことでしょうから、淡々と進んでいきます。
最初は、病院とかの問診票と同じで、どういう状況か紙に書くところからです。
その際に、借金額はもちろんですが、どうしたいか(任意整理、個人再生、自己破産)や、家族に内緒かどうか等も聞かれます。
借金ということで申し訳ない気持ちでいっぱいで事務所に入りましたが、向こうからすればただのお客さんなので、とても丁寧に対応してくださります。
もちろん侮蔑されるようなこともありませんし、事実を淡々と確認されるだけです。
そのうえで、どのような選択肢があり、どのような道がいいかを考えてくれ、わからないことがあれば基本から教えてくださいます。
夫の場合は、プラン等は全く考えておらず、とにかく借金から逃れたいのと、家族と職場にばれたくないことを書いたようです。
それに対して、おおまかに3点の説明があったようです。
・任意整理と小規模個人再生の違い
・自己破産はできない
・職場ばれはないと思われるが、家族ばれは避けられないこと
詳しく見ていきます。
・任意整理と小規模個人再生の違い
詳しくは、法律事務所等の解説を見た方がいいかと思います。
簡単にいうと、任意整理は利息分は軽減されるが、元金は減らない。
小規模個人再生は、元金も5分の1とかになるが、申請が難しく認可されるかわからない。
また、官報に乗るので、少なからず人目に触れる可能性はあります。
主に借金額や固定収入があるかどうかで、どちらになるか決定するかと思います。
夫の場合は、借金額が多く利息分の軽減だけでは到底払い切れない、公務員で決まった額の収入はある、ということで個人再生になったかと思われます。
・自己破産はできない
自己破産は、任意整理や個人再生よりよく聞く言葉なので、真っ先に考えましたが、そう簡単には認可されないそうです。
自己破産すればすべてがゼロになりますが、個人で破産することは難しいようです。
借金がよほど高額か、定職がない方は、自己破産になるかもしれません。
・職場ばれはないと思われるが、家族ばれは避けられないこと
借金が返せたとしても、他の人にばれたくない。と思うのは当然かと思います。
任意整理であれば、返済が滞りなく行われれば、ばれることはなさそうです。
しかし、個人再生の場合は、家族の状況や生活に使っているお金すべての動きを提出しないといけませんので、家族に隠すのは困難です。
仮にあなたが、家のすべてのお金を管理しており、光熱水費等の支払いもすべて行っている場合、隠すことが可能かもしれません。
現に夫は個人再生を選択しましたが、法律事務所に行っていることと事務所への報酬の支払いを行っているときは、まだ私は気づいていませんでした。
職場には、よっぽどのことがない限り、ばれることはないかと思います。
いろいろ書きましたが、法律事務所に行くことは最初は怖くて行きたくありませんでしたが、行けばなんとかなるということです。
むしろ、行かなければ何もできず、ずるずると悪い方向へばかり行ってしまいます。
未来へ生きるために、勇気をもって相談し、返済に向けて動きだすのが大事かと思います。
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公務員でも、公務員でなくても、借金を債務整理(小規模個人再生)しようと考えているあなたの助けになるかと思います。
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